趣味が「ピアノ」という選択。

大人の趣味・習い事としてのピアノ

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何より簡単に音が出ます。

鍵盤を押すだけで音が出る楽器の代表格がピアノと言っても過言では無いでしょうか?

鍵盤楽器以外の楽器を考えますと、弦楽器、例えばヴァイオリンは左手で音程を定めて右手で持った弓を擦ることによって音が出ます。音が出たとしても、ピッチがあっているか?美しい音になっているか?1音奏でるだけでもかなりの労力です。

ピアノは鍵盤を見ただけで、ドレミの場所が分かる優れ物かと思います。

ピアノは『楽器の王様』

簡単に音が出るだけではなく、88もある鍵盤で、メロディーは元よりハーモニーまで奏でることができます。

また、ピアノをご自宅に置いて練習したい場合でも、横幅は150cm強必要ですが、奥行きは50cmほどからありますので、少し長めの机と捉えては如何でしょうか。

簡単に入門しやすいピアノですが、本物はやはり楽器の置き場所、音の問題は否めません。

そんな時便利なのが電子ピアノではないでしょうか。

現在の電子ピアノの性能が上がりました。タッチ感、音の鳴り方などかなり性能が上がって来ており、本物のピアノにかなり近くなっております。

手ぶらで習うことができます。

他の楽器や習い事は、自分の楽器を持って行ったり、道具を揃えて持参しなければいけなかったりと、多少労力がかかります。
その点、ピアノのレッスンには楽譜のみとなることが多く、ほぼ手ぶらで気軽に通えます。

パフォーマンス抜群の楽器です。

演奏できる場所が広がりました。

最近ではストリートピアノなどで、街中でピアノ演奏も可能になりました。

やはり人に聴いてもらって、拍手してもらい、感想を聞けるのはやりがいに繋がるようです。

また、YouTubeなどにご自身の演奏を投稿して、評価をしてもらう機会もありますね。

ピアノは楽器演奏の素晴らしさを気軽に楽しむのにはとっておきの楽器かと思います。

長く続けられる習い事・趣味として。

既に脳科学で証明されている事ですが、楽器の演奏は脳の活性化に一役買っています。
よく、右脳は言語、芸術が活性化される事をお聞きになられたことがあるでしょう。
それだけでなく、ピアノ演奏には様々な要素があり、脳を活発に使っていると考えます。

楽譜を読む力

楽譜には音符を通して音の高さ、リズムを表し、その他の記号は拍子、強弱、速さなど、多くの情報を教えてくれます。
その情報を瞬時に理解し、演奏するのは脳を使わない訳にはいきません。
また、特に大人の方が可能になる、楽譜に書かれた情報のさらに奥、作曲家が何を考え、どの様に表現して欲しいのか?等を考えていくことで、楽譜に内包されている表現の幅まで考えることができるのです。

演奏をする際の動き

当たり前のことかと思いますが、鍵盤を弾く際に指を動かすのには脳を使わなければなりません。
楽譜や想像した情報を指にこれほどまで精密に伝達させることができるのは、人だから成せる技では無いでしょうか?

私がレッスンをしている際に、「想像して見てくだい。ここはどんな感じですか?どうように弾きたいですか?」と尋ねることが多くあります。
実は大変重要なことでして、人は想像出来ないものは再現できないとされている様です。つまり、脳をフル活動している事になります。

記憶力アップの効果

脳をフル活動すれば、さらにいい効果が生まれます。
メロディを演奏しようと思えば、ある程度の音の繋がりを覚えなければいけません。
鍵盤の場所も感覚的に覚えておかなければ弾くこと自体困難になります。
やはり、ピアノの演奏は記憶力アップに効果的な様です。

ドーパミンアップも!

やる気ホルモン「ドーパミン」も刺激されます。
通常、10歳年をとるごとに、平均10%程度のドーパミンニューロン(ドーパミンを産生する神経細胞)を失っているのだそうです。
そのドーパミンも楽器の演奏で多く分泌されることがわかってきました。