ピアノをやめたくなったら・・・
ピアノをやめたい。。。そんな時はどなたにでもありますね。
ピアノのみならず、仕事、語学学習、趣味に至るまで、物事を途中で投げ出したくなる事は多々あることかと思います。
そんな時はどのように対処すれば良いのでしょうか。やめない方法はないのでしょうか。
物・人のせいにするのは本当ですか?
色々な事をやめたくなる理由として「時間が無くなって・・・」「忙しくて・・・」
仕事などでは「〇〇さんがいるので会社に行きたくない」「上司がうるさく、やる気が出ない」
果たして本当にそれは事実なのでしょうか?
潜在意識の正体を知ること。
我々人間は1日60.000回もの考え事をすると言われています。
考え事、つまり思考をするには意識をしている状態です。
意識は顕在意識と潜在意識の2つの意識があり、顕在意識は5%以下、潜在意識は95%以上と言われています。
顕在意識は自覚できる意識、例えば「今日は仕事で成果を上げよう」「帰りにカフェに寄って勉強しよう」など、はっきりと意思を持って思考します。
顕在意識はこのようにプラスの事を考えることが多く、いつでも働いてくれればいいのですが、上記のように5%以下と、なんとも少ない意識なのです。
疲れると顕在意識は弱まります。ここで台頭してくるのが95%を占める潜在意識です。
潜在意識、これまでの経験や記憶を元にして思考したり、生命維持活動、つまり心臓を動かす、呼吸をするなどもこの意識下にあると言われています。
生命維持活動を行うのですから、大変ありがたく身体を守ってくれる意識でもあるのですが、成長することを妨げるちょっと厄介な意識でもあります。
具体的には生命維持活動のために防衛反応が働き、変化を嫌います。
例えば、「〇〇を遂行するために睡眠時間を削って頑張ろう!」とすると潜在意識にとっては生命に危険を感じて全力で止めに入るのです!
これが、「1日ぐらい休んでもいいか・・・」「やめてしまいたいなぁ・・・」と考え、結局続かなくなる原因となるわけです。
先程の「時間が無くなって・・・」「〇〇さんがいるので会社に行きたくない」「上司がうるさく、やる気が出ない」は潜在意識が絶好の言い訳を見つけて、全力で止めに入っているということなのです。
つまり、やる気が出ないのは「潜在意識がやっている事」と捉えて、見方・考え方を改めていただければいいだけなのです。
そして、少しでもピアノが弾けるようになったご自分の姿が想像できれば、さらに潜在意識の暴走を止めることが可能になるでしょう。
考え事は夜はせずに。
皆様もきっと経験がおありだと思います。
夜、考え事をすると、マイナス思考になりやすい、と。
これは、体と同じく脳も疲れが夜に出やすく、顕在意識より潜在意識が優位になるからなのです。
さらに、脳は多くのエネルギーを使います。
重量は体全体の2%ほどですが、エネルギー使用量は20%にもなります。
これでは脳は夜になると体と同じく疲労している状態になるのですね。
夜は考え事には向かないと言えるでしょう。
それでもこんな時は少し休憩。
やめたくなるのは潜在意識の仕業とはいうものの、病気、大切な方との別れなど、どうしても抗えない事もあります。
そんな時は、2〜3ヶ月お休みをとっていただいて、落ち着いてから再開でも良いかと思います。
クラヴィアシューレでは、5枚綴のチケットが半年間有効となりますので、2〜3ヶ月のお休みなら十分消化していただけるかと思います。
心と身体、両方とも健康になってこそ、ピアノをお楽しみいただけますものね。
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