ジャズピアノを弾けるようになるには
クラシックとジャズの違い
そもそもなのですが、クラシックとジャズの違いは何なのでしょうか?
- 基本的にクラシックは1拍目が強くなり、ジャズは裏拍と呼ばれる1拍頭以外が強くなる傾向にあります。
- サウンド面ではクラシックは3和音と呼ばれる基本的な和音(ハーモニー)を使いますが、ジャズは更に7thや9、11、13thなどのテンションと呼ばれる音が含まれていることが多くあります。
この2つを取り上げて、基本的な考え方を見てみましょう。
1.アクセントの付け方(置き方)
よく知られた簡単な曲で説明しましょう。
ベートーヴェン作曲第九(喜びの歌)でご説明します。
もちろん、この曲はクラシックですが、アクセントと和音の考え方を変えると、ジャズ風にする事も可能です。
1.3拍にアクセント(楽譜にも明記しています)を付けると、よくご存知のクラシック調になります。
では、次のように2.4拍にアクセントをつけるといかがでしょうか。
ジャズ、ロックテイストに感じられるかと思います。
1.3拍→2.4拍にアクセントをつけるだけで、所謂「ノリ」が変わってしまうのです。
2.和音(コード)の考え方
クラシック→3和音(根音から3度ずつ二つの音を積み上げて三つの音で構成する和音)が中心となります。
3和音のみの演奏では、基本のクラシックのサウンドがします。
では、次にジャズ風。
テンションと言われる7、9、11、13度の音を3和音に積み使われることが多くなります。
メロディは変わりませんが、コードのサウンドで一気に雰囲気が変わりました。
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大人の方であればやはり憧れるジャズ。
どのような特性があり、演奏に生かしていけば良いのでしょうか?